千葉市の不動産買取で一括査定を受ける3つのデメリットと注意点を解説
千葉市の地価は、2014年以降緩やかに上昇を続け、2024年の基準地価は平均18万3,614円 /㎡となっています。このような市場動向に応じて、不動産を少しでも高く売却したいと考える方は多いのではないでしょうか。
不動産買取では、手軽に査定価格が分かる一括査定サービスが便利です。しかし一括査定は、利便性と引き換えに注意したい点もあります。本記事では、一括査定を受けるデメリットと、注意したいポイントを解説します。
不動産買取で一括査定を受ける3つのデメリット
1. 相場とかけ離れた高い査定額が提示されることがある
不動産売却には大きく分けて「仲介売却」と「買取」という2つの方法があります。一括査定で提示されるのは、多くの場合「仲介売却」の価格です。仲介売却は、不動産会社による販促活動を通じて買主を探す方法で、市場価格に近い金額での取引となります。
一方で「買取」は、不動産会社が購入者となり、建て替えやリフォームを行って再販売することを前提としています。そのため、買取は市場価格の7~8割程度となるのが一般的です。また早ければ数日以内に売却代金を受け取ることが可能で、査定額がそのまま買取価格となる傾向があります。
インターネットの一括査定は、仲介売却を前提とした査定額であることが多く、買取価格とは大きな差があります。買取価格の相場を知る上で、参考にはなりにくいでしょう。
2. 優良な不動産会社が提携しているとは限らない
不動産一括査定では、査定を依頼できる不動産会社が、サイトと提携関係にある会社に限定されます。そのため、地域密着の信頼できる不動産会社が対象外となっているケースがあります。不動産買取は査定額がそのまま買取価格となるため、エリアの状況に精通している複数の不動産会社に直接査定を依頼し、比較するのがおすすめです。
3. 執拗に営業を受ける場合がある
一括査定を利用すると、査定結果を提示された不動産会社から電話がかかってきます。主な目的は、正確な査定を出すための追加確認や訪問の日程調整が主な目的です。しかし、中には対応が負担になるほど強引な営業を受けることがあるため、電話営業が苦手な場合は一括サイトは避けた方が良いでしょう。
不動産買取で一括査定を受ける際の3つの注意点
1. 買取の条件や費用を確認する
不動産買取で一括査定を受ける際は、条件や費用についてしっかりと確認することが重要です。確認しておくべき内容は、以下のとおりです。
- 査定額の根拠
- 必要書類
- 引き渡し日時
- 手数料
通常、不動産買取では手数料は発生しません。しかし、査定書に「仲介手数料」の文言があった場合は、仲介価格が提示されている可能性があるため注意が必要です。
2. 複数社に訪問査定を依頼する
一括査定サイトを利用した場合、買取額を一番高く提示した1社のみに訪問査定を依頼しようと考えるかもしれません。しかし面倒でも、複数の不動産会社に訪問査定を依頼することをおすすめします。1社の査定だけでは、物件の価値が正しく反映されているとは限らないからです。
また地元に精通した不動産会社にも、訪問査定を依頼することをおすすめします。地域に根ざした不動産会社は、地域特有の需要と供給の状況を理解しているため、正確な査定を行うことができます。
3. 不動産会社の評判や実績を調べる
不動産の買取を成功させるためには、信頼できる不動産会社に依頼することが必要です。そのためには、一括査定を受ける不動産会社を選ぶ段階で、会社の評判や実績を調べることが有効です。また、一括査定で提携をしていない地元の不動産会社も、あわせて調べてみることをおすすめします。
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