マイホームを売却するにあたって「一番高く売れる時期が知りたい」と考える方は多いでしょう。不動産の売却価格はタイミング次第で数百万円もの違いが出るため、売り時の見極めが重要です。この記事では、千葉県市原市のwith mama 不動産が不動産売却の最適なタイミングについて解説します。

【市原市版】家を売るべき5つのタイミング

1. 不動産価格指数が上昇している時

不動産の価格が上昇している時は高額で売却できるため、大きな利益を得られます。不動産の価格は、国土交通省が発表している「不動産価格指数」や「公示価格」を調べることで確認できます。不動産価格指数とは、2010年における日本国内の物件の平均取引価格を100としたときの値動きを数値化した指標です。

千葉県市原市の公示地価の推移を見ると、2013年以降緩やかに上昇を続けています。値上がりが続いている理由としては、建築費の高騰や低金利政策、アベノミクス効果が考えられます。2024年に発表された千葉県市原市の公示地価は、平均坪単価で17.2万円です。前年の2023年の平均坪単価と比べると4.4％、11年前の2013年と比べると18.3%上昇しています。

2. 住宅ローン金利が低い時

住宅ローンの低金利は、物件の価格を下げずに早期売却を狙える有利な状況です。住宅ローン金利が低いと利息が減少するため、総返済額が大きく削減されます。金利の低い時期は買い手にとってローンの支払額が安くなるため、住宅を購入する人が増える傾向にあります。

例えば3,000万円の物件を35年ローンで購入する場合、金利ごとの支払額は以下の表のとおりです。

住宅ローン金利は、主に日銀の金融政策に影響を受けて決まります。2024年における住宅ローン金利は、変動金利と固定金利（フラット35）共に過去最低の水準です。しかし今後は、世界的な金利上昇の影響や日銀のマイナス金利政策の解除などにより上昇していくと予想されます。

3. 近隣に同じような間取りの物件が売り出されていない時

近隣にライバル物件がない場合は、高めの価格設定でも成約に結びつく可能性は十分にあります。しかし、近隣で同じような物件が売り出されている時には、以下のようなデメリットがあります。

• 価格競争になるため想定より低い価格にしないと売れない
• 物件の差別化が難しくなり魅力がないと売りにくい
• 内覧や交渉は増えるが成約につながりづらい

不動産売却の際は近隣の物件情報を調査し、似た間取りの家が売り出されていないかを確認しましょう。

4. マンションなら築25年、戸建てなら築15年まで

不動産の売却のタイミングを考える要素の1つとして、築年数が挙げられます。築年数の経過とともに物件の価値は下がり、マンションは築25年、戸建て住宅は築15年を超えると価格が急落する傾向にあります。不動産の築年数を意識して、売却のタイミングを検討すると良いでしょう。

5. 相続した不動産なら3年10ヶ月以内

親族から受け継いだ不動産を売却する場合は、相続が発生した日（被相続人が亡くなった日）から3年10ヶ月以内に売ることで節税につながります。規定の期間内に相続した不動産を売却すれば、納めた相続税の一部を「取得費」として計上が可能です。そのため、不動産を売却した際に発生する譲渡所得税の負担を軽減できます。

最適な売り時を見極める方法

不動産購入の需要が高まる時期を把握しておく

不動産購入の需要が高まる時期に売却すれば、高値かつ早期に物件を売りやすいでしょう。例えば、子どもの小学校入学や転勤などの理由から、1～3月に不動産購入の需要が高まります。不動産の売却は平均3～6ヶ月かかるため、前年の秋頃に不動産会社へ相談するのがおすすめです。

新駅や開発計画など周辺環境の変化にアンテナを張っておく

周辺環境が大きく変わる時は物件の値上がりが期待できるため、不動産売却に適したタイミングです。不動産が値上がりする要因としては、大型ショッピングモールの建設計画や大学や企業の誘致、新駅の開設などが挙げられます。一方で、大手企業の工場の撤退や商業施設の閉鎖は不動産の価値の低下につながるため、早めに売却したほうが良いでしょう。

市原市の不動産売却は with mama 不動産 にお任せください

市原市は都市開発が進められており、不動産購入の需要が高まる可能性のある地域です。2021年に「まちづくりビジョン」が策定され、五井駅・八幡宿駅・姉ヶ崎駅の3駅を中心に整備が進められています。また2024年4月には「いちはら子ども未来館」がオープンするなど、市をあげて人口増加に取り組んでいます。市原市の with mama 不動産では特にファミリー世帯の増加を見越して、家族向けの不動産売却に注力しています。市原市の不動産売却をお考えの方は、当社にお気軽にご相談ください。